アサヒカメラ12月号の「写真展を歩く36」で横浜美術館の「原点復帰ー横浜/中平卓馬」が取り上げられています。
飯沢耕太郎氏の評論はいつもながら、奥深く切り込むことのない、まるで100円アイス用のサジで砂場を掘っているような感じです。ただ、「この初期作品と現在の仕事とを、断絶ではなく連続としてとらえる視点も、これからは必要になってくるだろう」と、こういうメディアで述べていることに対しては、いちおうの敬意を表したいと思います。