視的生活
-070-
三国本町

東三国

東三国

三国本町

西三国

あけましておめでとうございます

とは言っても、今のところ、とても本心からそういう言葉を吐けそうにない。
先のインド洋大津波の死者は10万人を超え、行方不明者の中からさらにその数は数万単位で増えるだろう。この後の感染症からの死者も出るに違いないし、その後の貧困から命を落とす子供たちも多いだろう。
暖冬と予想された今冬も、昨年末からは平年並の寒さ。新潟では相応の低温と積雪の中、仮設住宅での越冬を強いられている人々がある。町へ出れば、ブルーシートや段ボールで自ら作った住居で暮らす人も多いし、せっかく作っても、行政や警察から排除される人々が、今日も、より劣悪な場所への移動を強いられる。
「文化的な最低限の生活」とは一体どの程度のもので、誰が誰に対して保障しているのだろう。子供の頃からの疑問は、いっこうに解決されない。
自衛隊のイラク派兵からもうじき丸1年。北朝鮮関係も進展なし。小泉「改革」は中身なし。増税と国民負担の増大が決まる日本。
荒みの種ばかり。あ〜、暗い…。

_2005.1.02