視的生活
-072-
北野天神

北野天神

北野天神

北野天神

北野天神
北野天神

小規模なグループ展とはいえ、展覧会はやはり楽しい。
準備期間は二ヶ月余りでも、終了するとある種の脱力感に見舞われるのは、あまりにも展覧会というものから遠ざかっていたからだろうか、それとも「展」の特性か…。
「スタジオUV OB写真展」は、延べ202人のお客様を迎え無事終了した。
数年ぶりの再会や、写真を通しての話を初めてする出逢いが、私だけではなく、参加者12人のそれぞれにあったことと思う。それだけでも「展」の意義はある。
スタジオUVは、写真家山岡俊二が主宰する京都、銀閣寺近郊のコマーシャル・フォト・スタジオ。そこから写真業界へ巣立った者は数多く、現在もタテ・ヨコ共につながりを持っているというケースは、業界では珍しいらしい。そのOB写真展などは、さらに珍しいのだそうだ。
同好会ではないし、協同活動はおろか、それぞれの普段の仕事さえほとんど知ることのない12人の「寄せ集め」の作品が、山岡俊二という核と「一つの箱」の中で、いったいどのような展覧会になるのか、期待と不安が相半ばする中、額サイズの統一のみがルールで、「あとは野となれ…」の勢いで開催したのだが、様々な人たちからご好評の声をいただけたことに、大きな感謝と望外の喜びを感じています。
ご来場、どうもありがとうございましたm(_ _)m

_2005.3.27