視的生活
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東三国

東三国

東三国

一気に秋めいてきました。

もう既に覗いて下さった方もあると思いますが、9月9日よりブログ版"Absolutely Comfortable"をオープンしました。
ブログとはいえ、毎日更新するのは、なかなか無理ですが、こちらの「視的生活」を月1回、ブログを週に2〜3回、原則、組写真と単写真で継続できれば、と思います。

12年続いた天中殺からやっと抜け出るということなので、この9月は、ブログだけではなく、もう一つ新しいことを始めます。
京都のプリントQという写真屋さんの2階で、「銀塩→デジタル乗換え講座」というハイアマチュア向けのデジタル写真の講座を開くことになりました(デジタルシード)。
パソコン操作が障害になって、デジタルへ踏み出せなかった方々に、デジタル画像処理を味方にして、よりクリエイティブな写真生活が送れるように、というのが趣旨です。
他にも、「デジタル一眼レフ入門」や「ネットオークション用商品撮影初歩講座」などの週末ワークショップも企画中ですので、京都方面にお住まいの方には、よろしくお願い申し上げます。

さて、今月号のカメラ雑誌はどれも、発売直前のキャノンとリコーの新型をクローズアップ。いずれのカメラも、「一般的」なカメラに比べると3〜4倍ほどの価格設定で、「ハイアマチュア向け」とされます。
「デジタルカメラもやっとここまで来たのだなあ」という、ある種の感慨のようなものを感じます。そろそろ、「買い替えるために買う」という悪無限から脱却できるかも?です。
従来からの、エルマリートやゾナーなどの「名レンズ」を搭載するメーカーからも、さらに、「オンリー・ワン」な新型が出てくることを期待してしまいます。高画素・高性能になればなるほど、レンズの重要性は大きくなり、小型化と低価格化が今年のテーマだったとして、来年以降の、さらなる高性能化と趣味性の増大に期待がかかります。フィルムカメラのように、何年も使い続けられるようなデジタルカメラの続出を希望します。マニアが「愛でる」ようなデジタルカメラが、まだまだ少ないのは、写真にとって、決して良いことではないと思います。
「失敗するから面白くない」を、デジタルカメラは大幅に減らしました。その結果、プロの仕事が減ったことには、この際目をつぶることにして(泣") 、フォトグラフィーでもでデジグラフィーでも、よい写真が増えることを願います。

_2005.9.25